アメリカよ、これが“日本版アベンジャーズ”だ!


アイアンマン、ハルク、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ等のアメリカンヒーローが集結し、地球の危機を救ってくれる映画『アベンジャーズ』が大ヒット中だ。「日本よ、これが映画だ。」なんていうえらそうなキャッチコピーで宣伝も大々的に展開しているが、ちょっと待ってほしい。そもそも、ヒーロー大集合ものというのは、日本が本家本元といっても過言ではないのだ。

たとえば、1964年には『三大怪獣 地球最大の決戦』で国民的怪獣ゴジラとモスラ、ラドンが結束し、日本を荒らしまわるキングギドラに立ち向かった。その後も、1968年には『怪獣総進撃』で総勢11体の東宝系怪獣が夢の競演を果たしている。
だいたい、日本の特撮ヒーローを本気にさせて集合を呼びかけたら、アメリカなんて足元にも及ばないだろう。なにしろ、その数が半端じゃないのだ。代表的な特撮ヒーロー「ウルトラマン」は、初代からサーガまで数えて30を超えるし、同じく代表的な「仮面ライダー」や「スーパーヒーロー戦隊」ものも、4月に公開された映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』、仮面ライダーが50人、…