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あしたの君へ (文春文庫)

あしたの君へ (文春文庫)

あしたの君へ (文春文庫)

作家
柚月裕子
出版社
文藝春秋
発売日
2019-11-07
ISBN
9784167913779
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ジャンル

あしたの君へ (文春文庫) / 感想・レビュー

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ゴルフ72

柚木作品久しぶり! まさしく明日の君たちへはそれぞれの問題を抱え、苦悩する人達や周りの人に家庭裁判所調査官補 望月大地から真実に辿り着き、そして新しい道標と自らを成長する物語だ。

2019/12/04

akiᵕ̈*

あまり馴染みのない家庭調査官の物語。家裁が舞台となり、窃盗、ストーカー、親権争いなどの比較的身近な案件を、まだ見習い期間中の22歳の大地が対象者と向き合い、自分の不甲斐なさに葛藤しながらも仲間と共に成長していく様は、それでいいんだよぉ〜!と母の様な気持ちで温かく見守ってあげたい気持ちになりました。幼い子供たちが抱える苦しみは実に切実で、話を聞いていく中で“しっくりこない”ことや“違和感”をやり過ごす事なく、粘り強く調査を進めていく姿勢には、これから大地が歩んでいくであろう家庭調査官に希望が持てる。

2020/01/14

matsu04

若くて生真面目な家裁調査官補の成長物語。うーむ、これは良い。いかにも著者らしい作品だ。一所懸命な若者の姿に心を打たれる。まあ実際にはこの仕事、そんな甘いものではないとは思うのだけれど。

2020/03/01

ミッフー

うん、今回も期待を裏切らない柚月小説👍通勤電車あっという間に二日で完読✨狐狼や検事シリーズみたいにピリッとした緊張感こそ無くも心ほんわか温まる、重松清さんの小説⁉️と思わせる物語📖警察や検事と違い、より人の心に寄り添いを求められる家裁調査官補。若さと経験不足から幾度となく壁に打ち当たりもがき苦しむ主人公望月大地。でも、人に対しての愛がある限り立派な尊敬される調査官に成ることでしょう🤔僕も大きくなったら大地くんみたいな素敵な家裁調査官補になりたいなと思いました✌️おいおい💦小学生の読書感想文かい😫

2019/11/26

小説を最初に書いた人にありがとう

やはり柚木裕子作品に外れなし。今作は家庭調査官と言う家裁から依頼されて調停の助けを行う仕事の研修生が主人公。調停のケース毎に章立てされた短編集。どれも謎を持たせながらも最後は感動と肚落ちさせられる結末に満足。柚木作品の共通点は本質的な優しさが心に刺さるところだと思う。ありがちないい話ではなく、優しさと厳しさが表裏一体となっているところに深さを感じる。是非シリーズ化してもらいたい作品。中の一編「背負う者」の少女の話は涙が止まらない。。

2020/01/24

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