
覆面レスラーで大阪・和泉市議のスペル・デルフィン(55)が4日、大阪市の松竹芸能で、自身が立ち上げたユーチューブとリアルが融合した女子プロレス団体「2point5女子プロレス」の旗揚げ戦(6日、大阪沖縄会館)のPR会見に登場した。

昨年8月に団体設立を発表。オーディションで選ばれた選手に、受け身などプロレスラーとしての基礎となる体力づくりを教え込むこと約1年。ついに旗揚げ戦を迎える。

当日はシングル、タッグ、6人タッグなどが組まれる。デルフィンは「プロレスというアイテムを使って、第2の人生をどういうふうに楽しむかというのを目的にしてきた。みんな素人だしプロレス好きでもなかったが、レスラーの試合ができるようにしてきた。1年前の何もできない女の子とは違う」とパフォーマンスに期待した。
会見には総監督を務めるアイドルレスラーの花園桃花、フライング・ペンギン、りえまる、カゲロウ、ななみにこ、ポッポが同席。リングコスチュームも披露した。
師匠のデルフィン譲りのマスク姿のコスチュームで登場したフライング・ペンギンは「最初は受け身やロープワークで、あざができて痛かったけど今は痛くない。プロレスはやる方とやられる方の息が合わないといけないので頑張りたい」と意気込み。
ななみはグラビアタレント経験もあり、セクシーなコスチュームを披露。「隠すけど見えるっていうエロさを追及したら、この形になりました。お尻とかも出てるんで、セクシーの暴力を見せたい。身体能力を生かして飛んだりすることも多いので見てほしい」と微笑んだ。
女子プロレス界では、人気ユーチューバーでタレントのフワちゃんが5か月の猛特訓の末にデビュー。デビュー戦とは思えない熱い戦いが絶賛された。
デルフィンも試合を見たといい「プロレスに対して真摯に取り組んだ素晴らしい試合をやっていた」とフワちゃんを絶賛した。
一方で、「自分らもそういうつもりで1年練習してきて本番に臨むつもりですが、あそこまでの試合ではなく楽しく第2の人生をやろうという思いがあっての2point5女子プロレスです。子供が見ても楽しいことをやっている、夢を持てるようなプロレスをしたい。全日本女子プロレスが盛んな時は女子プロレスラーになりたいと宝塚みたいな状態になってた。趣向はフワちゃんとは違うが、最上級のエンターテインメントになるようなチーム作りをしたい」と語った。