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巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が3日の午前6時39分、肺炎のため都内病院で亡くなった。享年89。同日、球団が発表した。

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長嶋さんは千葉県出身で1958年に立大から巨人入り。ルーキーイヤーからレギュラーとして活躍し打率3割5厘、29本塁打、92打点で新人王を獲得。59年に行われた天覧試合(阪神戦=後楽園)では村山からサヨナラ本塁打を放ち、球史に残る逸話となっている。

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山口オーナーは球団を通じて「悲報に接し、言葉が見つかりません。子供のころ、ジャイアンツとは長嶋さんのチームでした。その思いは今も変わりません。『燃える男』の勝負強さと、太陽のような明るさ。高度成長の時代を体現したスーパースターであり、野球界を牽引した『ミスタープロ野球』でした」と形容。
続けて「病に倒れられた後も野球への情熱は衰えることがなく、最後まで東京ドームに来て、監督、コーチ、選手を激励してくださいました。長嶋さんの志は、後輩たちが確実に受け継いでいきます。心よりご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を表明した。