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巨人・阿部慎之助監督(46)が12日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)終了後、リチャード内野手(25)の二軍降格を明かした。

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この日、リチャードは「8番・三塁」で3試合ぶりの先発出場。古巣戦では初スタメンだった。

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0―0で迎えた6回。無死一塁から打席に立ったリチャードは、エンドランのサインを見逃し初球を振らなかった。一塁走者の増田陸は走塁死となり、得点圏に走者を進めることはできなかった。その直後に交代を命じられ、門脇が三塁に就いた。2打数無安打18打席連続ノーヒットの結果に終わった。
試合後に阿部監督は「リチャードを(二軍に)落とす」と発表した上で「自分が打つ打たないじゃなくてボーンヘッドはやっぱ許されないよと。チームが勝つために、こっちも度胸を据えてサイン出してるんだっていう。そこを考えを変えて、野球やってみてくれっていうのをお願いした」と明かした。
さらに指揮官は背番号52に向けて「チームがどうしたら勝てるかっていうね。そうやって切り替えて考えて野球をやってみてくれ」とも語ったという。
これを受けてリチャードは「二軍に行ってそれ(課題)を探せるっていうのは1つポジティブなところ。一軍で出ながら(課題を)探しても(チームに)迷惑だと思うんで。二軍でつかめるようにしたいなと思ってます」と前を向いた。
今後は育成の三塚琉生外野手(21)を支配下登録した上で一軍に昇格させる。