女子プロレス「マリーゴールド」の〝超貴婦人〟ことユナイテッドナショナル王者・桜井麻衣(34)が、ツインスター王座奪還を誓った。

 17日の東京・後楽園ホール大会ではちゃんよたとのコンビで同王者・マーベラスのMaria&川畑梨瑚のタッグ「マゼンタ」に挑戦する。王座戦を前にした8日から静岡県内で行われた1泊2日の慰安旅行に参加。開催の音頭を取った桜井は2日目に初めてアウトレットを訪れた。高級ブランド店をのぞくと目を輝かせた超貴婦人は「アウトレットって売れ残り品だと思ってたから来たことなかったけど。余り物にも福があるのね! こんなに安く買えるなんて…あそこの端から端まで全部ちょうだい」と爆買い。全力で買い物を終えた桜井は「先月は12試合もあって、そのうち2回も防衛戦があったからプレッシャーも大きかったの。昨日の夜は温泉で(高橋)奈七永さんと会って裸の付き合いをして、その後はみんなと夜中の2時までUNOを。今日は大好きなお買い物もできていやされましたわ」とお寿司をほお張りながら語った。

 慰安旅行で気分転換をし王座戦へ気合も入れ直した様子。同王座は昨年自身がMIRAIとのタッグで初代王者として歴史に名を刻んだベルトだ。「MIRAIと巻いた大事なベルト。MIRAIとはタッグトーナメントも優勝してタッグとして成長させてもらった。なので今回はちゃんよたを私が引っ張ってベルトを巻く。ちゃんよたともうひと回り大きくなれるようにできたらと思ってます」。

 現在、他団体に同王座が流出している状況には貴婦人も黙っていられない。桜井は「ツインスターはもっと高貴でないといけないベルト。今、下町のヤンキーが持ってるとベルトがさびれちゃう。私たちが取り戻して輝きを取り戻さないといけないですわ」と語気を強めた。

 爆買いで最強モードに突入した超貴婦人が王座奪還へまっしぐらだ。